フレックスする次世代サーフボードSURFLIGH HAWAII(サーフライト・ハワイ)のメンテナンス方法



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SURFLIGHT(サーフライト)のメンテナンス方法

サーフライト・メイン・シェイパー:Jeff Johnstion(ジェフ・ジョンストン)

アメリカおよび国際特許を取得したSurflightのハイテク・サーフボードは、とても軽く且つ通常のサーフボードよりもかなり丈夫な構造になっています。2007年より採用を開始した、新素材であるサーモ・プラスティック・エラストマーは、とても丈夫な素材で手で引きちぎろうとしても切れないタフな素材です。その内側に位置するブランクス・フォームも特殊な技術によりディングし難い構造となっており、更にボード中心に位置するコア材は、カーボン・グラファイトと特殊な編みこみ方をされたグラス・ファイバーそしてエポキシ(Epoxy)レジンは高温圧縮され、各素材が融解して一つの素材になっており、全ての面において通常のコンベンショナル・サーフボードよりも数倍の強度があります。

その一方で、特殊な素材によって制作されたサーフボードですので、通常のサーフボードとは異なるメンテナンス方法があります。以下の点において特に気を付けてください。


サーフライトのメンテナンス方法

  • 鋭い刃物や尖った突起物がボードに当たらないように気を付けてください。サーフライトの表面は、サーモ・プラスティック・エラストマーという特殊なプラスティック素材でコーティングされています。この素材は、高温を当てることによって形を変える特徴を持っており、温度が下がってもある程度柔らかい素材となっています。瞬間的な接触(例えばボード同士の接触やリーフへのヒット)にはとても強いのですが、突起物などが一点に長時間当たると、その部分が変形してしまう恐れがありますので、特にボードを保管する際は気を付けてください(ボードケースに入れる場合は、ファスナーなど硬いものがボードに当たってないよう気を付けてください)。
  • 長時間暑い車の中などに入れておくと、ボード内部のブランクス内の空気が膨張し、外側スキン(サーモ・プラスティック・エラストマー)が変形してしまう、或いは破損してしまう可能性がありますので、気を付けてください。
  • サーフ後、リーシュをボードに巻きつけたり、リーシュと一緒にボードケースの中に入れないようにして下さい。
  • サーフライトを保管する際は、ボードバックの中に入れておくか、テイルを床につけて壁にたてかけて保管して下さい。その際にテイル部分にエアパッキンや柔らかいタオルなどを敷いておくとテイル形状の変形防止できます。※ノーズを床に置き立てかけないで下さい。中のコア材が変形してしまう可能性があります。
  • 万が一、一点に突起物が長時間接触し、その部分が変形してしまった場合は、その部分をドライヤーなどで一定時間当ててみてください。但し長時間ドライヤーなどで熱すると、外側のスキン(サーモ・プラスティック・エラストマー)が変形してしまう恐れもあるので気を付けてください。
  • ワックス・リムーバー液などは極力使わないようにして下さい。ワックスをはがす際は、太陽などに少しあてて、ワックスが柔らかくなった際にコームを使って慎重にワックスを取ります。この際にコームでボード表面を傷つけないように気を付けてください。又リムーバー液を使用する際は、タオルやティッシュに少量取ってから利用するようにして下さい。アセトンが入ってるリムーバーは利用しないで下さい。外側スキン及び内部フォームが融解してしまう恐れがあります。

サーフライトのリペア方法

外側のスキン(サーモ・プラスティック・エラストマー)部分の小さな亀裂や小さな穴は、ボディーボード用のリペア・ボンドを塗ることによってリペアすることができます。或いはホームセンターなどで販売されている、ウレタン性のペイント(乾燥しても、ある程度柔らかいもの)も利用可能です。これらリペア剤を塗布する前に番手の軽いサンディングペーパーなどで周囲を軽く削るとリペア剤の乗りが良くなります。

リペア剤としてシリコン製パテは利用しないで下さい。内部のフォームが融解してしまう恐れがあります。

その他ご不明な点などございましたら、お気軽にご連絡ください。