7.サンディエゴでの過ごし方

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 サンディエゴは海と自然しかない所だ。これが僕がサンディエゴに初めて訪れたときの感想であった。とにかく長く続く海岸線からちょっと内陸に入ると今度は見渡す限りの山々である。町もあることはあるのだが、それはポツンポツンとそれらの間にある位なのであった。しかし最近のサンディエゴの発展ぶりはちょっと目を見張るものがある。なにせ現在は全米で8番目の都市となってしまい。近年は年間およそ8万人が移り住んでくるという統計が出ている。当然物価は上昇し、家賃など僕が来た時の2‐3倍に膨れ上がっている。最近はちょっと落ち着いたようだが、まだまだ新興住宅地が続々と立て続けられてきている状況が続いている。

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左からサンディエゴダウンタウン、スクリップスビーチの夕焼け

 これが現在のサンディエゴの現状なのだが、そんなサンディエゴもまだまだ日本の東京などと比べると、とんでもなく田舎である。夜は10時にもなれば人気がなくなり、店もこの時間になるとスーパーとファーストフード店、バーなど以外は閉店してしまうのだ。このような状況で暮らしだすと、当然朝方の人間になってくる。そして当然サーファーの僕らは朝は海に行き、そして学校或いは仕事が終わってもあまりやる事がないのでまた海に行ってしまうのだ。唯一通うのはカフェくらいだ。波乗りした後はだいたい友人たちとカフェに集まり一服しながら、とりとめもなく今日の波の話をするのだ。時間の流れ方が東京とはまったく違うように感じられる。東京のように人々が忙しく歩きまわっいる情景はここではお目にかかれないのだ。

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左からエンシニータスにて、カーディフのカフェ

 その他に僕らがやる事といえば、釣りだ。その中でもブラックバスは全米中でもかなり型の良いランカー級のバスが釣れる事で有名な場所なのだ。だから波がない夕方などは釣りに行く事が多くなる。

Fishing Image Fishing Image

  このような自然にばかり接しているサンディエゴの生活を送っていると、偶に日本に帰った際はある種の逆カルチャーショックのようなものに遭う事がある。忙しく動いている日本に改めて驚き、ついていけないような気がする時があるのだ。東京に住むのと、サンディエゴに住むのはどちらが良いと言われれば、僕はかなり悩むと思う。サンディエゴの生活も最高だが、日本に住むのもまたそれで面白いものがあるからだ。しかし最終的にはサンディエゴのような場所で波乗りしながらのんびりと暮らしていきたいと僕は思う。

(2001年2月)

 

 

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