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僕は大学一年の頃から環境問題に興味を持ち、政治経済学部だったのに農業関係のゼミに入り、その中でも環境問題を専門に勉強していた。
そんな僕は偶に変な想像をする。地球は実はある生命体の一部、詳しく言うと、太陽という核を中心として回る一つの細胞の一部のようなものだと想像する。そしてその考えを発展させてゆくと、我々人間はこの生命体である地球に宿るガン細胞的な存在なのではないか、と思うのである。地球の資源を貪り、地球を汚しまくり、地球を死へと導くガン細胞である。世界的レベルで騒がれている石油枯渇問題、森林伐採、車の排気ガス、ゴミを燃やして出るダイオキシンによる大気汚染。まだまだ沢山あるが、地球を汚している根底には必ず人間の存在がある。我々が我々人間の文明を発展へと導きたいと思う限り、我々はこの地球を汚し続けなければならないと僕は思う。つまりは、我々の文明と地球の環境は反比例の関係にあると僕は思うのである。
さらに考えを発展させていくと、人間を蝕むガン細胞は核分裂を繰り返し自分の仲間を増やし続け、やがて人間を死に至らしめる。と同時に、その人間を死に至らしめる事は、そのガン細胞自らの消滅を導くことにもなるのであるが、我々人間もこれと同じ道のりを辿るのではないかと思うのである。地球の死とともに我々人間も滅んでしまうのではないだろうか。日本では少子化が騒がれているが、高齢化が進み人の寿命は長くなってきており、実際には人口増加傾向にある。世界的レベルでみると、発展途上国では人口数が爆発的に増大している。

もしこのまま我々人間が地球にとって危険な存在であり続けるとするならば、この人口増大によって地球環境は悪化し続け、やがて地球は滅び、しいては我々人類も滅亡することだろう。その兆しはある。エイズの問題、環境悪化に伴う人間を滅ぼす新種の細菌の発生、さらには発展途上国では21世紀中に深刻な食料不足を迎えると予想されており、これによって世界の2割の人口がこの食糧不足のために餓死すると言われているのである。既に現在ある世界の農業地では、バイオテクノロジー、農薬などを駆使しており、その土地から本来収穫できる量の120%を常に収穫している現状がさらにこの問題に拍車をかけている。
我々人間は地球とともに滅んでしまうのだろうか?この問題をこのまま続行させるか阻止するかは全て我々人間に託されていると僕は思う。このまま資源を貪り食い、このまま地球を汚し続け我々人間も破滅の道を歩むのであろうか?
ガン細胞と人間が違う点は我々人間には意思があることである。我々一人一人がこの問題を直視し、改めて考える必要が僕はあると思い、僕のこの想像はいつも終わる。
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