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まずサンホゼから、プンタレナスと言う町までバスで行った。プンタレナスからフェリーで、対岸にある半島の南端、パクエラという町に渡る予定だったが、次の出航まで2時間あると言う事もあり、僕らは約2時間レストランの前で、バックギャモンなどをして、暇つぶしをしていた。その時である、ちょっとした事件が起こった。
その事件はというと、僕らがテーブルを囲みバックギャモンをしていると、ある二人の親子が僕らに近づいてきて、お父さんらしき男が、安全ピンか針を持ってないかと、尋ねてきた。僕らが安全ピンならあるが、何に使うのかと聞くと、娘がへそにピアスを開けたいからだと答えた。そして今ここでやると言い出した。僕ら3人はその娘が、僕らの目の前で、へそに穴をあけるのを、釘ずけになって見入った。多分その間約1分も無かっただろう。
その娘が穴をあけ終えると、その親子達はそのまま、その場を立ち去った。その瞬間ゲイルが、
"Oh shit , fuck fuck fuck"と騒ぎ出したので、僕とロビンがどうしたの聞くと、財布が無いと言い出した。ゲイルはテーブルの上に、財布を置いていたと言った。その瞬間三人同時に"Oh
shit "と言いながら、さっきの親子を探しに行ったが、もちろん彼らが回りにいるはずはない。
ともかく僕らは、彼らのトリックに完全にはめられ、そして財布を盗まれた。だが、ゲイルも旅慣れたオーストラリア人。そんな彼女が一つの財布に、全部のお金やクレジットカードを入れておくわけが無い。幸いにも彼女が盗まれた金額は大体2千円くらい。後のお金はちゃんと別の所に、隠してあったのだ。
これは後から聞いた話しだが、コスタリカには泥棒学校というものがあり、スリから窃盗様々な事を学び、多くの人がスリなどをして生計を立てているらしい。恐ろしい国だ。
僕の友人もコスタリカに行った時に、海に出るためにサンホゼからバスに乗った時、わずか3分で手荷物の一つ(パスポート、財布、クレジットカード)をスラれてしまい。結局海に行けず、サンホゼの日本人大使館で過ごした奴もいる程だ。
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